2021年3月9日 12:48 pm

高校進学準備講座も半分以上が終わり、来てくれている生徒たちも、受験が終わって気が抜けていたところから、やる気が復活してきた様子です。一足早く高校内容を先取りしているわけですが、楽しそうに授業を聞いてくれているのを見て、こちらもうれしくなってしまいます。

新しいことを学ぶということが「楽しい」と感じてくれているとうれしいですね。

この前、進学準備講座に来ている生徒たちにどのくらい勉強してた?と聞くと

「寝ている以外は」「10時間以上」などと返ってきました。

おおっ!すごい。では最近は?

「だいぶ減りました…」

進学準備講座に来ていなければゼロになっていたかもしれませんね。

これだけやって合格を勝ち取ったのですから、受験が終了したら今まで我慢してきた楽しいことをやりたい!というのも無理はありません。

で、気が付けばあっという間に学校が始まります。委員決定、部活紹介、仮入部、遠足などなど。勉強の習慣というものはいとも簡単になくなります。

そして1回目の定期試験です。

「授業を聞いていればわかるし!」「テスト前にまとめてやれば大丈夫!」という人もいますが、中学の時にはできていても、高校の学習内容ではそうはいきません。とにかく速いし難易度も高い。授業だけでついていける人はまれです。

出来ることなら、いや、なにがなんでもこの最初のテストの時によい成績を取っておきたい。

大学受験の時の調査書には、この高校1年最初のテストから3年生の二学期までのすべての成績の平均値(評定平均といいます)が必要となります。高校受験の時のように3年生だけの成績ではないので、後から上げるのはかなり困難です。

最初によい成績を取っておくと、それを基準に頑張るようになります。悪いと次に悪くても上げようという気はなくなって「3年生になってから本気出せば大丈夫。高校受験はそれでうまくいったし!」という根拠のない自信で勉強しなくなります。

だから高校入学前から勉強の習慣をなくさないようにする努力が必要となります。

毎日少しずつでもいい。日常に「勉強する」といった時間を取ってほしいのです。

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