初めまして。コンプリートパスで英語を担当している今泉と申します。
難関大学合格を志す生徒たちと共に日々奮闘しております。今日は過去に英語学習に悩んだ生徒の1人に投げかけられた質問について書きたいと思います。
とある質問を投げかけた生徒は、当時高校3年生。質問を投げかけられたのは5月ごろだったように思います。その生徒は英語の能力はピカイチで、素晴らしい才能を持っていましたが、新出単語を覚えたり、英語の復習をしたりするのに疲れて、英語学習のやる気を失いかけていました。そんな時に、ふと私にこんな質問を投げかけてきました。
「先生にとって英語って何ですか?」
ふとした質問に私は、少し間をおいてから「道具」と答えました。顔を見たことのない人と会話をしたり、目の前の相手に自分の考えを伝えたりする大切な道具だよと。
この答えを聞いた生徒はもっと違う答えを期待していたのでしょう。腑に落ちない顔をしていました。きっと、もっと夢のある答えを期待していたのだと思います。しかし、言葉は道具であり、使い方を間違えれば、相手を傷つけることもありますし、大切に扱えばどんなにぎこちなくても相手を笑顔にすることのできる素敵なものです。
英語学習は苦しい面もたくさんありますが、人を勇気づける素晴らしい言葉に溢れています。ぜひとも生徒の皆さんには英語の力を高め、素晴らしい英語にたくさん触れてほしいと思います。下に引用したのは、私が好きなイーディス・ウォートンの格言です。
“There are two ways of spreading light: to the candle or the mirror that reflects it.”
「光を広めるには2つの方法がある。キャンドルになるか、それを反射する鏡になるかだ」
今泉 友章
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