今回は計算ミスについて書きたいと思います。よくテストが終わると「計算ミスをしなければ、あと〇点上がった。」ということを言っている生徒を見ます。このような計算ミスを撲滅することは、入試やテストで高成績を残すために大変重要な課題です。計算ミス以外にも、問題をよく読んでいなかったために失点することもあります。塾生の皆さんには、常々言っていますが問題をよく読んで、何を問われているのかを把握し、図や表などを読み解く問題では必要事項を頭で考えるだけでなくどんどん図表に加筆して考えていくようにしましょう。
話を計算ミスに戻します。計算ミスを撲滅するためには、単純なことですが計算力をアップさせれば良いわけです。計算力とは何かといえば、「速く」「正確に」計算ができる事です。ではどのように速く正確な計算力を身につけるかというとこれも単純なことですが、たんさん練習することです。ただテスト勉強、入試などにおいて、計算ばかりたくさん練習していればよいかというと他教科の勉強もあるのでそうもいきません。そこで計算練習をする時に重要になるのが集中力です。勉強は、基本的に集中したほうが2倍・3倍と効果が上がりますが、計算については集中するのとしないのでは、軽く10倍以上の差があるそうです。暗記科目は、ながら勉強でも、頭に入ることもあります。必死に書きまくって覚えるよりも、映像を見たり、聞いたり、覚える内容を歌にしたり、自分で語呂合わせを作ったりしたほうが頭に残りやすいなんてことはよくありますね。しかし計算は他ごとをしていてはいけません。「速く、正確に」が大切ですから、両方をやろうとすれば、他ごとなど出来るはずありません。それではどうすると集中できるのでしょうか。まずは塾や学校の授業中に出された計算問題をダラダラやらずに「速く、正確に」を念頭に集中することから始めましょう。それが癖になってきたら、塾の自習室で時間を決めて計算問題を解くようにしましょう。計算ミスがなくなるだけで、目標や合格に大きく近づきますよ。間もなく期末テストです。皆さん頑張っていきましょう!!
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